Twitterでこのようなハッシュタグを見かけた。スタンダードならば今年も《包囲サイ》なのだが、だれでも強さを知っているカードを書いても仕方がない。
この場では今年出たカードで私がEDHで使ってみてそれなり以上の強さを実感できたカードを書いてみる。


【運命再編】
《勇敢な姿勢》
スタンダードでもお世話になる優良除去&破壊限定打ち消し。EDHでは優先すべきカードというわけでもないが、どちらの効果も強力。

《僧院の包囲》
地味ながらも確実にアドバンテージを生むカード。青いデッキだったらほぼ確実に入っている《宝船の巡航》と《時を超えた探索》を考えるとある意味マナ加速も行っている。
もう1つの能力はEDHで起動することはまずないだろう。

《無慈悲な処刑人》
《肉袋の匪賊》と効果は同じ。最大で1対3交換が取れるのは優秀

《死に微笑むもの、アリーシャ》
ジェネラルとして一度組んだ。現時点では《巨大なるカーリア》に劣るが、今後のカード次第で化ける楽しみなカード

《前哨地の包囲》
赤い《ファイレクシアの闘技場》。赤では貴重なアド獲得源で、赤単色だったらまず採用して問題ないレベル。もう1つの能力?ああそんなものあったね(効果覚えてない)

《ティムールの剣歯虎》
イーサーンにパラダイムシフトを起こしたクリーチャー。こいつの登場前、イーサーンはマナ加速からエルドラージをたたきつけるゲームしかできなかったが、無限マナを発生させるコンボゲームが簡単にできるようになった。加えて4マナであるため、3マナ域まではマナクリ、4マナ域でこいつというデッキ構成上も非常にありがたい。間違いなく今年一番お世話になったカードだろう。

《開拓地の包囲》
どういうわけか1ターンに4マナも出てしまうエンチャント。自分のターンのみ、2マナずつ分割というデメリットがあるとはいえ金粉の水蓮よりたくさんマナを供給できるのだから、壊れ具合がよくわかる。え?もう1個能力持ってる?またまた御冗談を(効果覚えてない)


【タルキール龍紀伝】
《アンデッドの大臣、シディシ》
《Demonic Tutor》の能力はかなり使える。墓地に何かを送る必要があるが、釣り上げて能力再利用が楽だったり、PIG能力持ちを墓地送りにしたりあながちデメリットではない。
4/6接死の能力もナイスブロッカーでいやらしい。

《狩猟の統率者、スーラク》
緑では貴重な速攻付与装置。1ターンに1回だけなので《調和の中心》に大きく劣るが、クリーチャーであるためイーサーンからサーチ可能。主に召喚したエルドラージを相手のゴールにシュゥゥゥーッ!!するために使う。

《失われた業の巫師》
誰が呼んだか失業巫女だが、スタンダードでもしっかり就職先を見つけているマナクリ。《生命の律動》能力は禁止されているだけあってかなり強いが、これを起動すると大抵自軍のクリーチャーはタップ状態になっている。これを起動して勝ったゲームは少ないが、勝ち手段は多いに越したことがない。

《卓絶のナーセット》
元トップレアという悲しい称号を与えられてはいるものの、やはり能力は優秀。《宝船の巡航》などを反復しようものなら全力で打ち消しが飛んでくる。

《龍王オジュタイ》
最初のうちは「呪禁が解けるとかダメに決まってるだろ」なんて思っていたが、攻撃するたびに出撃するコアスプレンダー(3枚見て1枚選ぶのはインパルスの一部)はEDHでも強力だった。寧ろ簡単に警戒を付けられるので、相手がもたもたしている間に圧倒的なアドを得られる。まあ、カジュアル対戦用ですが。


【マジック・オリジン】
《一日のやり直し》
残念ながらスタンダードでは活躍できなかったが、ドロー7の実力は確実に発揮している。追加ターンを得た後にこれを撃つ鬼畜プレイ。

《森林の怒声吠え》
見た当初は「6マナだから試しに採用するか」程度の考えでいたが、マナクリからマナ出す→これ→《ワイアウッドの共生虫》を場に出す→戦場の《クウィリーオン・レインジャー》を手札に戻してマナクリアンタップ→《クウィリーオン・レインジャー》を再キャスト→森を戻してもう1回というろくでもない動きを見せてくれる。もちろん《再利用の賢者》でもいいし《激情の共感者》でもいい。


【戦乱のゼンディカー】
《軍団を破壊するもの》《バーラ・ゲドを滅ぼすもの》
「ただのリミテ神をこんなところで紹介するのか?」と言われそうだが、実際こいつらのスペックはかなり高く、貧乏デッキならばメインアタッカーになりえる。

《水の帳の分離》
追加ターン。以上。強いて言うならおまけいらないから軽くして。

《苦い真理》
《血の署名》の方が強くない?と言われるが、そうでもない。青ではないデッキの場合、3マナで最大3枚引けるのは結構強い。

《白日の下に》
スタンダードでも一定の勢力を持つこのカード。デッキは選ぶが、弱いことは一切書いていない。真の力を発揮するには5色デッキでの運用になるが、青緑の2色デッキで使う場合でも《Demonic Tutor》を考えるとサーチ分は2マナ、唱えるのに3マナと損はそれほどしていない。《超起源》が《Eureka》同然に撃てたりと何かがおかしい。


【統率者2015】
ない。実際フルスポイラーが出た段階で予約しなくてよかったと思えるレベルだった今回のセット。いずれ買うことになるカードは《思考の器》くらいだろうか?


以上、全部で19枚。今後組むデッキ次第ではここにないカードを使うことにもなるだろうし、私が使っていないカードでも既に結果を出しているカードもある。さて、来年はどんなカードがEDHを賑わせてくれるのだろうか?

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