神童ジェイスの高騰が止まらない。スタンのカードとは思えないレベルの値段になりつつある。旧環境ではアブザンを使っていた為、あまり気にしてはいなかったが、新環境に移る時に青ならばジェイスが必須と言われたならば4枚持っていないといけない。

友人とジェイスの強さについて議論した際、ある疑問が提示された。

「チェックリストカードでデッキに入れておけば、本物は表と裏の2枚だけでよくね?」

ということだ。すぐにMTG Wikiを確認した。内容は下記

・あなたは、自分が使用するチェックリストカード1枚ごとに、それが示す両面カードの実物1枚を持っていなければならない。その両面カードは、実際のデッキからは離れた場所に置いておくこと。トーナメントでは、両面カードはサイドボードと別々になっていなければならない。
・チェックリストカードは、それが両面カードを意味するとき以外、デッキ内に入れられない。
・チェックリストカードを使用する場合、デッキ中の全ての両面カードをチェックリストカードにしなくてはならない。
・チェックリストカードのチェック欄は、それが意味する両面カード一つの分しかチェックしてはいけない。
・チェックリストカードを使う場合でも、スリーブを使ってかまわない。
・ゲーム中、チェックリストカードはそれが表わす両面カードであるとみなされる。例えば、あなたの手札に苛まれし最下層民/Tormented Pariahを意味するチェックリストカードがあり、対戦相手が蔑み/Despiseを唱えたとする。そのチェックリストカードはクリーチャー・カードであり、対戦相手はそのチェックリストカードを選んで捨てさせることができる。
・チェックリストカードが公開領域(スタック、戦場、墓地、裏向きに追放されている場合を除く追放領域)に入ったら、ただちにその両面カードを使用し、そのチェックリストカードは脇に置く。両面カードが非公開領域(手札やライブラリー)に入ったら、再びチェックリストカードを使用する。
・両面カードが裏向きに追放されている場合、チェックリストカードを使用し、それが何であるかを隠したままにする。
・チェックリストカードはプロキシではない。
・両面カードを用いるリミテッドでチェックリストカードが不足してしまうならばジャッジに申し出ることでチェックリストカードかプロキシを都合してもらえる。

簡単に言えば、提示した疑問ははっきりとルール違反であると書かれている。
さらに知人のジャッジに聞いたところ、競技レベルの場合デッキチェックが生じる為、バレた時点でそのゲームは「ゲームロス」という判定になり、チェックリストが入っている部分は基本土地に入れ替えてそれ以降のゲームをするということになるそうだ。仮に2枚だけ持ってる場合は基本土地に入れ替えるのは2枚でいいらしい。

さらに知らなかったのだが、2種類以上両面カードを使う場合、全部本物か全部チェックリストにしないとダメらしい。モダンやレガシーで起こりえることだが、デルバーは本物で、ジェイスはチェックリストにするのはダメなのだ。

結論から言うと、チェックリストカードを使うといろいろ面倒なので使わない方がいい。
それにしてもどうして両面カードを再び刷ってしまったのか?イニストラードの時にドラフトが非常に不便だったのに。

コメント

文禄
2015年10月6日14:26

両面カードって結構面倒臭いですよねえ
神河ブロックで使われた反転カードの方が良かったと個人的には思います

nophoto
イーサン
2015年10月7日14:34

反転カードは公式的には失敗の烙印を押されていますが、両面カードよりはよかったと個人的には思ってます。
この手のカードを刷るならば、ポケモンカードの進化カードのように重ねて使うタイプが一番分かりやすいと思うのですが、それこそ裏面を1枚でいいと言っているようなものですから難しいですね。

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