イーサーンデッキ解説
2014年7月21日 TCG全般イーサンの影と言う前例はあるが、ハンドルネームと同じ名前のクリーチャーが出てしまったら組むしかないよね?
と言わんばかりのクリーチャー、放浪の吟遊詩人、イーサーン。
Yisan, the Wanderer Bard / 放浪の吟遊詩人、イーサーン (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
(2)(緑),(T),放浪の吟遊詩人、イーサーンの上に詩句(verse)カウンターを1個置く:あなたのライブラリーから、放浪の吟遊詩人、イーサーンの上に置かれている詩句カウンターの総数に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
2/3
イーサンの影はただのファッティだったのに対し、このイーサーンは生物サーチ能力を持っている。サーチ能力を上手く活かしたデッキならばガチジェネラルと呼ばれるデッキにも対処出来るのではないかと考え組んで見ることにした。
EDHにおける緑デッキでメジャーなものは
エズーリ:エルフ型
オムナス:ビッグマナ型
梓:ターボランド型
となるが、行きつく先は巨大クリーチャーの降臨か莫大なマナを利用した無限コンボである。私のイーサーンデッキも緑単色の例に漏れず巨大クリーチャーの降臨を目指したデッキとなっている。
デッキの動きとしては
1ターン目:マナクリーチャーを展開
2ターン目:イーサーンを展開
3ターン目:イーサーンからマナクリーチャーを展開
4ターン目:イーサーンからロフェロスを展開
5ターン目:大量のマナからエルドラージを展開
という流れが理想となるが、このような暴走をしては相手からつぶされる可能性が高い為、状況を見ながら進めていく必要がある。次に投入した特徴的なカードを見ていくことにする。
クリーチャー
・極楽鳥
緑単色で何故これが必要かという声は必ず出てくると思う。理由は2つ。1つはイーサーンを2ターン目にキャストする手段を増やすこと。もう1つはエルドラージの徴兵で10/11飛行、滅殺2で殴りかかってもらう為。滅殺2では相手の場を壊滅には追い込めない為、回避能力付きの極楽鳥は結構活躍できる
・激情の共感者
このデッキを作るにあたって緑のカードを漁っている時に見つけた生物。コスト6以上の生物をサーチなので、エルドラージを確実にサーチ可能。そして3マナという軽さもありがたい。イーサーンの詩句カウンターが3つの時には大体こいつをサーチするくらいこのデッキの動きの中核を成す。
・ムウォンヴーリーの獣記し
激情の共感者を使ってしまった場合の第二のチューター。接死、呪禁、到達、トランプルを持っているカードなので、該当するのは荒廃鋼の巨像、森滅ぼしの最長老、酸のスライムの3枚。ほぼ巨像専用サーチである。
・ケイラメトラの侍祭
ロフェロス、ティタニアの僧侶と共に爆発的なマナを生み出せる人間。スタンダードでは灰色商人、モーギス、波使いの影に隠れて存在すら忘れていたが、いざ使ってみると相当強い。
エンチャント
・窒息
EDHにおいて青は最強の色なので、対策カードは1枚は入れていいと思う。他の候補は津波(全ての島を破壊するソーサリー)、花の絨毯(対戦相手一人がコントロールする島の分だけマナが出るエンチャント)、種蒔き時(自分のターンに青い呪文が唱えられたら追加ターンを得るインスタント)等がある。窒息のいいところは先置きが出来る、全体に効果が及ぶの2点。花の絨毯でマナを得たところでカウンターや瞬殺コンボが防げるわけではなく、津波は打ち消される可能性が高い。種蒔き時は下家が青くないとカウンターを誘うしか追加ターンを得る方法がない。
インスタント
・特徴的と言えるカードはない。召喚の調べはM15で再録されたので見る機会が増えることだろう。
ソーサリー
・緊急時
伝説のクリーチャーをサーチ出来る。ロフェロスとエルドラージにアクセスできると書けばその有用性が分かると思う。これをたった2マナでやってくれるので非常に強い。
・修復
土地リアニメイトカード。基本的な使い方はフェッチランドを釣ってきてのマナ加速、墓地に落ちたガイアの揺籃の地の回収、露天鉱床の使い回しの3つ。相手の墓地からも釣れると言うのが面白く、露天鉱床で割ったガイアの揺籃の地が自分の場に出たりする。
・大群の功績
感染付き踏み荒らし。毒は10点分で相手を倒せるので大体の場合、使った瞬間に誰かが倒せる。
アーティファクト
・火と氷の剣
装備する生物には事欠かない。クリーチャーが立っていない所を殴ればハンドアドを稼ぎつつ相手のシステムクリーチャーをつぶせる。
プレインズウォーカー
・獣の統率者、ガラク
野生語ってるガラクとガラク・ザ・ドローエンジンに比べると採用率が低いと思われるはっぴぃ にゅう がらく。クリーチャーが38枚もあるので、+1能力はかなりの確率でヒットする。
土地
・苔汁の橋
秘匿ランドの1つ。パワーの合計が10以上はあっさり達成出来るので、追放されたカード次第だが中々の強さを見せてくれる。
実際にこのデッキを回すと「イーサーンいなくても回るんじゃね?」という試合が結構出てくる。なくても回ると言うのは終末や邪魔を撃たれても何とかなるという利点でもあれば、それだけジェネラルのパワーが低いことも意味する。緑単色でガチで組みたいならばエズーリ、オムナス、梓にはかなわない。ただ、このジェネラル達はヘイトが高いので、狙われにくいという特性を活かしつつ戦っていく形になる。
と言わんばかりのクリーチャー、放浪の吟遊詩人、イーサーン。
Yisan, the Wanderer Bard / 放浪の吟遊詩人、イーサーン (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)
(2)(緑),(T),放浪の吟遊詩人、イーサーンの上に詩句(verse)カウンターを1個置く:あなたのライブラリーから、放浪の吟遊詩人、イーサーンの上に置かれている詩句カウンターの総数に等しい点数で見たマナ・コストを持つクリーチャー・カードを1枚探し、それを戦場に出し、その後あなたのライブラリーを切り直す。
2/3
イーサンの影はただのファッティだったのに対し、このイーサーンは生物サーチ能力を持っている。サーチ能力を上手く活かしたデッキならばガチジェネラルと呼ばれるデッキにも対処出来るのではないかと考え組んで見ることにした。
EDHにおける緑デッキでメジャーなものは
エズーリ:エルフ型
オムナス:ビッグマナ型
梓:ターボランド型
となるが、行きつく先は巨大クリーチャーの降臨か莫大なマナを利用した無限コンボである。私のイーサーンデッキも緑単色の例に漏れず巨大クリーチャーの降臨を目指したデッキとなっている。
デッキの動きとしては
1ターン目:マナクリーチャーを展開
2ターン目:イーサーンを展開
3ターン目:イーサーンからマナクリーチャーを展開
4ターン目:イーサーンからロフェロスを展開
5ターン目:大量のマナからエルドラージを展開
という流れが理想となるが、このような暴走をしては相手からつぶされる可能性が高い為、状況を見ながら進めていく必要がある。次に投入した特徴的なカードを見ていくことにする。
クリーチャー
・極楽鳥
緑単色で何故これが必要かという声は必ず出てくると思う。理由は2つ。1つはイーサーンを2ターン目にキャストする手段を増やすこと。もう1つはエルドラージの徴兵で10/11飛行、滅殺2で殴りかかってもらう為。滅殺2では相手の場を壊滅には追い込めない為、回避能力付きの極楽鳥は結構活躍できる
・激情の共感者
このデッキを作るにあたって緑のカードを漁っている時に見つけた生物。コスト6以上の生物をサーチなので、エルドラージを確実にサーチ可能。そして3マナという軽さもありがたい。イーサーンの詩句カウンターが3つの時には大体こいつをサーチするくらいこのデッキの動きの中核を成す。
・ムウォンヴーリーの獣記し
激情の共感者を使ってしまった場合の第二のチューター。接死、呪禁、到達、トランプルを持っているカードなので、該当するのは荒廃鋼の巨像、森滅ぼしの最長老、酸のスライムの3枚。ほぼ巨像専用サーチである。
・ケイラメトラの侍祭
ロフェロス、ティタニアの僧侶と共に爆発的なマナを生み出せる人間。スタンダードでは灰色商人、モーギス、波使いの影に隠れて存在すら忘れていたが、いざ使ってみると相当強い。
エンチャント
・窒息
EDHにおいて青は最強の色なので、対策カードは1枚は入れていいと思う。他の候補は津波(全ての島を破壊するソーサリー)、花の絨毯(対戦相手一人がコントロールする島の分だけマナが出るエンチャント)、種蒔き時(自分のターンに青い呪文が唱えられたら追加ターンを得るインスタント)等がある。窒息のいいところは先置きが出来る、全体に効果が及ぶの2点。花の絨毯でマナを得たところでカウンターや瞬殺コンボが防げるわけではなく、津波は打ち消される可能性が高い。種蒔き時は下家が青くないとカウンターを誘うしか追加ターンを得る方法がない。
インスタント
・特徴的と言えるカードはない。召喚の調べはM15で再録されたので見る機会が増えることだろう。
ソーサリー
・緊急時
伝説のクリーチャーをサーチ出来る。ロフェロスとエルドラージにアクセスできると書けばその有用性が分かると思う。これをたった2マナでやってくれるので非常に強い。
・修復
土地リアニメイトカード。基本的な使い方はフェッチランドを釣ってきてのマナ加速、墓地に落ちたガイアの揺籃の地の回収、露天鉱床の使い回しの3つ。相手の墓地からも釣れると言うのが面白く、露天鉱床で割ったガイアの揺籃の地が自分の場に出たりする。
・大群の功績
感染付き踏み荒らし。毒は10点分で相手を倒せるので大体の場合、使った瞬間に誰かが倒せる。
アーティファクト
・火と氷の剣
装備する生物には事欠かない。クリーチャーが立っていない所を殴ればハンドアドを稼ぎつつ相手のシステムクリーチャーをつぶせる。
プレインズウォーカー
・獣の統率者、ガラク
野生語ってるガラクとガラク・ザ・ドローエンジンに比べると採用率が低いと思われるはっぴぃ にゅう がらく。クリーチャーが38枚もあるので、+1能力はかなりの確率でヒットする。
土地
・苔汁の橋
秘匿ランドの1つ。パワーの合計が10以上はあっさり達成出来るので、追放されたカード次第だが中々の強さを見せてくれる。
実際にこのデッキを回すと「イーサーンいなくても回るんじゃね?」という試合が結構出てくる。なくても回ると言うのは終末や邪魔を撃たれても何とかなるという利点でもあれば、それだけジェネラルのパワーが低いことも意味する。緑単色でガチで組みたいならばエズーリ、オムナス、梓にはかなわない。ただ、このジェネラル達はヘイトが高いので、狙われにくいという特性を活かしつつ戦っていく形になる。
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