エターナル環境に於いて墓地対策は必須となるが、EDHでは軽視されがちである。腐る事が多いのがその理由だが、ここでは腐りにくいと判断したカードを紹介する。


・安らかなる眠り
 通称RIP。墓地を完全にふっ飛ばしつつ、後続も許さない最高の対策カード。が、Helm of Obedienceを相手が持っていると友情コンボになりかねない。尤も自分が倒されるのは最後(RIPを貼ったプレイヤーが倒されるとRIPも消えてしまう為)なので、自分とヘルムをコントロールする2人になるまでは貼りっぱなしでも問題ない。顔色だけは常に窺おう。

・死者への敬意
 生物を軒並み追放するインスタント。生物に比べ他のカードはリアニされにくいので十分な効果を期待できると思う。ライフを得る効果は白の太陽の通過を考えると5点以上得られれば相場となる。

・決断の天使
 4マナ3/4飛行にトーモッドの墓所が付いてくる。修復の天使がやり過ぎなだけで、能力は十分一線級。

・静穏の天使
 基本的には盤面をすっきりさせるか自分の墓地生物を回収するが、相手の墓地生物も追放できる。


・Timetwister
 ドロー7の部分ばかりが注目されるが、墓地をリセットする。何かをするついでに対策出来ると言う点は流石パワー9と言うべきか。

・時のらせん
 マナも十分使える状態で墓地をつぶしてカードも引ける。青の汚さを表す1枚。

・先細りの収益
 劣化Timetwister。10枚追放はEDHでは影響が少ないが、やっぱり1マナ重くなるのはつらいのか?


・陰惨な再演
 対戦相手の墓地からリアニするカード。ソーサリーなので速攻性はないが、やばい生物を釣れるのは案外便利と思う。

・貪欲な罠
 3枚以上墓地におかれると0マナで唱えられる。全部追放なので、使う感覚はトーモッドの墓所と同じような感覚。

・過去の受難
 Xドレイン付きX枚追放インスタント。マナをどれだけ浮かせられるかが問題

・Eater of the Dead
 5マナ3/4の生物0マナのアンタップ能力を持っている。タップ能力と組み合わせると全部追放できる。

・虚空の力線
 0マナで貼れれば安らかなる眠り以上の使い勝手を誇る墓地対策。既に落とされてしまった物には対処できない点には注意。そう考えるとこれも墓地対策をしつつHelm of Obedienceとのコンボを決める為のパーツと捉えるべきかもしれない。

・虚無の呪文爆弾
 アーティファクトだが、EDHでは黒扱いになる。キャントリップが付いている分トーモッドの墓所より入れられる可能性は高い。後は大祖始の遺産との競合だが、黒は自分が墓地を利用することが多い分、黒いデッキならばこっちの方がいい。

・ボジューカの沼
 タップイン以外は欠点のない土地。これもEDHでは黒扱いになる。よほどタップインがイヤでない限りは必ず採用しよう。


・滅殺の命令
 エンチャントとプレインズウォーカー以外まとめて始末するリセットボタン。墓地追放はせいぜいおまけ程度。


・漁る軟泥
 スタンダード時はリアニメイトを駆逐した張本人。元々が統率者セットの出身なので、EDHでも十分使って行ける。

多色
・ジャンドの魔除け
 インスタントの紅蓮地獄と生物強化モードも選択できる墓地対策。ジャンドカラーでしか使えないのが問題。大量のトークンを一掃したいなら採用の余地あり

・ラクドスの魔除け
 尖った効果と評されるが、EDHでは話は別。ファクト除去、大量トークン対策、墓地対策、どれもほぼ腐らないと思われる。

・死儀礼のシャーマン
 モダンでは出禁を喰らったが、EDHでは現役。適当に追放していくだけでアドを稼ぐ素晴らしいカード。相手にするならば当然盤面にとどまる時間は少なくしたい。


・トーモッドの墓所
 0マナの墓地対策。墓地対策と言えばこのカードというイメージがあるが、アドを失っているのでEDHでは積極的に採用するカードではない。

・大祖始の遺産
 全体に効果があり、コストが軽く、アドも失わず、無色なのでどのデッキでも採用できる。「EDHで墓地対策をしたい!」と思うなら真っ先に採用するカード。

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